2008年6月アーカイブ
地域づくりと市民政策の充実をともにすすめよう
生活クラブ生協(北海道)理事長の船橋奈穂美さん、北海道ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会会長の嶋明美さんを来賓として迎え定例総会を開催しました。代議員84名とともに議案審議を行い、2007年度活動報告・決算・監査報告、2008年度活動方針・予算、役員選任に関する議案が承認されました。
2008年度は2011年統一自治体選挙に向けて、地域づくりと市民政策の充実を主要テーマとし、参加・分権・自治・公開をキーワードに代理人とともに地域から政治を変えていきましょう。
10年後、どんな町に暮らしたいのか、自
分たちの暮らしや地域について、共に考える場として5月10日、ワークショップが開催されました。
高齢でも安心して暮らせるまちづくりをすすめるうえで、札幌市清田区内の移動手段としてワンコインの循環バスや、除排雪、高齢者用集合ハウス、子育て環境の整備などが課題として挙げられました。
また、食への不安が高まる中、地域に安全な素材で作ったお総菜のお店や、気軽に集えるコミュニティレストランを求める声もありました。自分達が住む地域の将来像を共有し、その実現に向けて自分達ができることを共に考えていくことが、市民自治の一歩で
あることを改めて実感しました。
ワークショップ終了後、2009年4月、清田
区に開園予定の「(仮称)札幌市立認定こど
も園」の報告を行いました。この認定子ども園は本市が始めて開設するもので就学前の子どもに対し、教育、保育を一体的に提供するとともに、子ども支援事業を行うものです。 現在、しんえい幼稚園の改築と合わせて「区保育・子育て支援センター」の併設が進められており、今後、親の就業状況等により入所途中で退園・転園の必要がなく、同一施設での継続的な教育、保育が可能となります。
また、常設の子育てサロン等の子育て支援機能を有することから、新たな子育ち、子育て支援策として期待が寄せられています。
坂 ひろみ(札幌市議・豊平区)
第8回「石狩市の財政」学習会

■5月15日、石狩市北コミュニティセンターにて。
石狩市は、他自治体に比べ早い時期から財政の健全化に取り組んできましたが、国の交付税削減や市税収入の減少によりさらなる取り組みとして、07年3月「石狩市財政再建計画」を策定しました。その後6月には「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が成立、自治体の財政健全度を4つの指標によって判断します。基準値を超えた自治体は「早期健全化団体」「再生団体」として、国の監視下で自治体運営を行うことになります。
石狩市の06年度決算を基に試算した結果、4指標全てが基準値内ですが、厳しい財政状況には変わりません。市の市債残高(借金)は742億円、市民一人当たりに換算すると121万円に上り、その要因としてバブル期の公共事業施策や第3セクターの設置などが考えられます。
財政健全化法の施行によって、自治体財政の情報公開がすすみます。財政を市民の視点でチェックしていきましょう。
北田 弥生(石狩市議)
「いらない原発!止めようプルサーマル」
記念講演会「原子力にかけた夢と破滅の道」
史上最悪のチェルノブイリ原発事故から22年、500万を超える人々がいまだに汚染区域で生活しています。2007年11月、北海道電力は泊原発でのプルサーマル計画導入を表明しました。原発55基が稼働している地震大国・日本の原子力政策における問題点について講演会を開催しました。
講師の小出さんは、〔1あらゆる被曝は危険を伴う〕で、東海村臨界事故での被爆量を挙げ、原子力を推進する人たちは「少なければ安全」を「容認できるレベルがある」に言い換えているが、微小な被爆でも危険であると指摘されました。
〔2 原子力にかけた夢と現実〕として、1960年代、石油は35年で枯渇するといわれ、原子力は期待されたエネルギーだった。現在、石油可採年数推定値は50年まで延びているが、ウラン資源は貧弱で原発は厖大な死の灰を生み出し、チェルノブイリ原発は2年間で広島原爆2,600発分を炉心に抱え事故で800発分を放出したと、広島原爆のウラン800g、長崎原爆のプルトニウム1100gと比較して話されました。
〔3 核燃料サイクル〕〔4 六ヶ所再処理工場の被曝問題〕では、高速増殖炉計画の見通しは立たず、国は保有するプルトニウム45tを処理するためプルサーマル計画を推進している。年間で原発30基分800トンの使用済み燃料を扱う再処理工場は、原子炉等規制法による濃度規制から除外され、クリプトン・トリチウムなど捕捉できる放射能までも放出し、広範囲に放射能汚染を広げる。「子どもたちに原発を選択した責任はありません。何としても、避けるべきは子どもの被爆です」と強調されました。
核も原発もない社会を次の世代に手渡すため、地道な活動の重要性を改めて確認しました。
小倉 菜穂子(札幌市議・西区)
