22年目の4.26チェルノブイリデー市民集会
「いらない原発!止めようプルサーマル」
記念講演会「原子力にかけた夢と破滅の道」
史上最悪のチェルノブイリ原発事故から22年、500万を超える人々がいまだに汚染区域で生活しています。2007年11月、北海道電力は泊原発でのプルサーマル計画導入を表明しました。原発55基が稼働している地震大国・日本の原子力政策における問題点について講演会を開催しました。
講師の小出さんは、〔1あらゆる被曝は危険を伴う〕で、東海村臨界事故での被爆量を挙げ、原子力を推進する人たちは「少なければ安全」を「容認できるレベルがある」に言い換えているが、微小な被爆でも危険であると指摘されました。
〔2 原子力にかけた夢と現実〕として、1960年代、石油は35年で枯渇するといわれ、原子力は期待されたエネルギーだった。現在、石油可採年数推定値は50年まで延びているが、ウラン資源は貧弱で原発は厖大な死の灰を生み出し、チェルノブイリ原発は2年間で広島原爆2,600発分を炉心に抱え事故で800発分を放出したと、広島原爆のウラン800g、長崎原爆のプルトニウム1100gと比較して話されました。
〔3 核燃料サイクル〕〔4 六ヶ所再処理工場の被曝問題〕では、高速増殖炉計画の見通しは立たず、国は保有するプルトニウム45tを処理するためプルサーマル計画を推進している。年間で原発30基分800トンの使用済み燃料を扱う再処理工場は、原子炉等規制法による濃度規制から除外され、クリプトン・トリチウムなど捕捉できる放射能までも放出し、広範囲に放射能汚染を広げる。「子どもたちに原発を選択した責任はありません。何としても、避けるべきは子どもの被爆です」と強調されました。
核も原発もない社会を次の世代に手渡すため、地道な活動の重要性を改めて確認しました。
小倉 菜穂子(札幌市議・西区)
