「導入ありき」のプルサーマル計画に反対 PART 3
8月3日、泊村公民館(古宇郡泊村)で、北海道と地元4町村が設置した「プルサーマル計画に関する有識者検討会議」の3回目の会議が開催されました。検討会議は、北海道電力からの計画の説明に終始し、委員の発言の多くは、資料の表記方法等に対する注文でした。本来、このような検討会議は、事業者(北電)を含まない推進、反対の意見を持つ委員の参加のもと、リスクの検討も含めて行うべきであり、議論の場となっていないのは問題です。

検討会議は、「ご意見を伺う会」で出された意見をこれまでの論点に追加し、項目ごとに北電が説明を行いました。これまで北電は、海外ではプルサーマルの実績があると強気に説明していましたが、ベルギー、ドイツ、スイス等では「中断する方向」にあると言い換えてきました。発電所内に使用済みMOX燃料を保管する期間については、「再処理施設が稼働しておらず、期間は明言できない」と発言し、無責任な計画が浮き彫りになりました。
「安全性」の確認がないまま、次回の検討会議は8月22日に開催されます。31日には経済産業省が主催するシンポジウムが開催され、「理解活動」だけが推し進められています。
原発は「トイレなきマンション」と言われ、最終処分の見通しのないまま見切り発車されてきました。7月30日、日本原燃は、ガラス固化体製造のトラブルで「六ヶ所再処理工場」の竣工を11月に延期すると発表しました。子どもたちに負の遺産を残さないため、今、反対の声を強く上げなければなりません。北海道知事が計画を「了承」しないよう、多くの市民とともに反対運動をすすめていきます。
佐藤 典子(札幌市議・北区)
